PCで映画を見た話 

オペラ座の怪人」2006年

googleで100円だったのは年末の話。レンタル購入日より30日以内に見ればいいんだし、と軽い気持ちでポチった。

話は何となく知っていたし、音楽は有名どころを何曲か聞いたことがある。

 

宝塚歌劇を好きだった頃に聞いた「エンカレッジコンサート」CDにはブロードウェイミュージカルの曲が入っていたことだし。雪組盤では確かまっぴー(紺野まひる)がクリスティーヌの曲を歌っていた。途中ラウル役で未来優樹の台詞もあったはず。他の組では主題歌を歌った人もいたんじゃないかな。

 

本題。こういう話なんだーと思ったし、1時間半過ぎくらいにだるいなと思ったし、洋画あるあるの画面真っ暗でなんにも見えないもあった。女(クリスティーヌ)意味わからんと思ったし、思ったより絢爛豪華って感じじゃないなー。(確か公開時の宣伝で映像美と豪華さを強調していた。それもあって見てみっかなと思ったのだった。)

 

あと内容のなにがどうというわけではないが、泣いた。ぼろぼろ泣いた。ひっくひっく言うくらい泣いた。泣きながら、あー疲れてんのかな-、1年も引きニートしてて何も疲れることしてないのになーとか思ってた。

終盤のファントムが強い感情をクリスティーヌにたたきつけるところな。たぶん「孤独」っていうワードと音楽の力って偉大よなーとかも思いつつ泣いてた。

最初の方に歌うmusic of the nightのファントムなんか「歌い方チャッラ」とか思ってたのになー。まんまと泣かされたわー。

 

あと歌詞。歌詞なー。字幕で見てて、歌部分は歌の訳であって、訳詞ではないから仕方ないんだろうけど、ただでさえ意味わからんのに、雰囲気も出ない感じでなんかなーって気がしたな。日本語訳詞を聞き過ぎてそれに慣れているだけなんだろうけど、本編も知らんのに曲だけしかも聞きすぎんのもあかんなーとこれは自分に対しての反省を思った。

 

最後に、はまらんかった理由。実は最初の方から感じてて、わたしクリスティーヌの顔があんまり好きじゃないっぽい。美人なーとは思うんだけど、口元がだらしなく見えてなー。

ファントムとかラウルの腕に、目を閉じて頭を預けるというか、頭を抱え上げられるシーンで、たぶんそういう化粧なんだろうけど目蓋が灰色に見えて、「あ、灰色」って劇中から冷めてしまったのもあったのよなー。

 

うーん、自分映画見るの向いてないなと思った。共感できない、話の流れを読み取れない。このシーンに映画代全部!(100円だけども)みたいなことも思わない。見落としたり聞き流してたりすることもたくさんあるんだろうけど、じゃもう一回見るか?と聞かれればパスと答えるくらい。一旦思ったことバーって書いてみたんだけど、よくわからんとか意味わからんとかばっかり書いてて、こりゃ問題は作品じゃなく自分にあるなと思ったよね。